金属積層表面処理

Metal Additive
Surface Treatment

ハードクロームメッキの代替え

工業製品にかかせないハードクロムメッキですが、昨今の環境配慮に伴う規制によりメッキ会社が減少し、メッキ施工がボトルネックとなっています。
その状況を受け、従来以上の生産量を確保するため代替品を開発しました。また、社内で表面処理ができるようになったため、全工程内製化による短納期化が可能です。

既存品の再生が可能

溶接と違い、肉盛りによる熱ひずみがなく、故障した部分に限定して補修が可能です。
今まではロールが摩耗し胴部外径が極端に小さくなった場合は補修ができませんでしたが、積層では表面に何mmでも肉盛りが可能なため、どのような状態のロールでも再生できます。

安価な素材を高機能な素材へ変換

SUS316Lやハステロイ等高機能な素材が必要な場合、材料費が非常に高額になります。彦山精機の表面処理技術を用いれば、芯金を安価な素材で製作し、薬品に接触する表面のみを高機能な金属にすることで、安価且つ、これまでと同等の機能をもったロールを製作することが可能です。これにより材料費の大幅な削減につながります。

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